SDGsへの取り組み
当社では「持続可能な開発目標(SDGs)」の実現に向けて、積極的に取り組んでおります。SDGsだけでなく、社会の未来を考えた活動についてご紹介します。
地域デマンドタクシーの運行
姫路市には、駅やバス停が遠い公共交通の空白地域や不便な地域がいくつもあります。また、それらは増加傾向でもあります。私ども姫路タクシー株式会社は、姫路市役所とともに、地域住民の意見を聞きながら、何が必要かを確認・検討し、乗合タクシーを実施しております。
これは、SDGsにおける「11 住み続けられるまちづくりを」のうち、とくに「だれも取り残さない持続可能なまちづくり」や「大気の質やごみの処理などに特に注意をはらうなどして、都市に住む人(一人当たり)が環境に与える影響を減らす」に対応した取り組みとなっております。
車両のシートに動物の皮革を使用しない
皮革製品は加工するための製造過程において、多くの水や化学薬品を使用する必要があります。水の大量消費はエネルギーの大量消費に繋がり、多くの二酸化炭素を発生させますし、使用する化学薬品には界面活性剤や酸、殺菌剤や漂白剤などがあり、なかでも六価クロムやホルムアルデヒドは人体に多大な影響があると言われています。
動物の生命を過剰に消費しないこと、製造過程の危険や自然への負担を減らすことなどを鑑み、当社ではシートに本革を使用していない車両をご用意しており、車両指定も承ります。
これは、SDGsにおける「12 つくる責任つかう責任」や「14 海の豊かさを守ろう」「15 陸の豊かさも守ろう」などに対応する取り組みとなっております。また、エシカル・ヴィーガンのお客様にも多くご利用いただいております。
自家用車での移動を減らす
自宅の玄関から目的地まで、自家用車での移動はとても便利ですが、長距離の移動は二酸化炭素の排出が多くなってしまいます。観光や出張には、できるだけ公共交通機関を使って移動し、目的地までの最後の移動はタクシーにお任せください。
これは、SDGsにおける「13 気候変動に具体的な対策を」に大きく寄与する取り組みです。二酸化炭素排出を減らしながら、できるだけ時間をかけずに便利に移動することができるタクシーをご利用いただいております。
地球環境にやさしい燃料
タクシーは一般車両に比べ走行距離が長く、温室効果ガスの排出が多いと思われるかもしれません。タクシー車両の燃料は「LPG(液化石油ガス)」で、窒素酸化物や一酸化炭素などの排ガス成分排出量が低く、二酸化炭素発生量はガソリンに比べて10%少なく、浮遊粒子状物質や黒煙などもほぼ排出しない低公害燃料です。導入を強化しているジャパンタクシーという車種は、さらに環境に配慮されたLPGハイブリッド車となっています。
これは、SDGsにおける「13 気候変動に具体的な対策を」に大きく寄与する取り組みといえます。